東大OBの西本慶輔さんとの将棋。▲68角に代えて▲26飛なら▽36歩▲同歩
▽45銀▲65歩▽36銀(▽36飛もある)で優勢になるのはシステム信奉者?なら
イロハのイであるが、この角引きに対する指し方も覚えておく必要がある。
ここで安易に▽36歩と突くと▲同歩▽同飛▲46銀▽45歩▲37歩▽31飛▲3
5銀と逆襲され苦しくなってしまうので一旦▽45歩と突いて銀の出足を止めるのが
この場合のポイント。じっとしてると苦しくなると見て▲46歩と勝負してきたが▽36
歩から1歩交換して▽34飛と浮いておいて不満のない形勢となった。
このあと先手も▲55歩から反発してきて乱戦となった迎えたのが下図。僕はこの
数手前から、この局面になったら次の一手で優勢になると読んでおり、以下一方的
になり40手程で勝つことが出来た。
局後西本さんに「ここでの次の一手を見落としました。こんなボロ負けは久しぶり」
と言わしめた、かなけん会心の一手をみなさんも考えてみて下さいね。
正解は「67歩」です。解説は、かなけん掲示板に書きました(^^;